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【亭主より】2月の嬉野珈琲店は。

こんばんは。嬉野雅道です。
2月から新しくお届けすることになりました、2つの珈琲についてご紹介いたします。

新しいうれしーの珈琲、コスタリカについて。

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1つ目の珈琲は"コスタリカ"。

生産者エミリオ・ガンボアさんがコーヒーを栽培しているジャサル農地は標高2050から2100という高地にあるそうです。

コスタリカでも標高2000m辺りになると、通常、コーヒーの栽培には適さないと言われるほど気温の上がらない場所になるのだそうです。事実、当初は植えてもその半数を枯らしてしまったのだそうです。でもエミリオさんは半分残ったことに希望を持ち、翌年は倍植えて倍残すという具合に農地を増やして行ったそうです。まるで意地を通すように。

"かなり諦めの悪い男です。"

そんなふうに私のコーヒーパートナーであるキノシタショウテンの木下くんは親しみを込めて言います。

諦めの悪い男は、「あんなところで美味いコーヒーはできない」と成功者が決めつける場所に「本当にそうなのだろうか」と試行錯誤の汗を流す。

そんなエミリオさんのお父さんはコスタリカコーヒー農業界のスター選手だそうです。
「息子のエミリオとしては、自分でやってやるんだという強い思いがあったのでしょうね」と木下くんは言います。

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飲んでみましたが口に含むなり複雑な味わいが味蕾を楽しませてくれます。しかもとても澄んでいる飲み口が好印象。1発で気に入りました。
クリーンカップと呼ばれるこの透明感のある味わいは標高の高い農場のコーヒーに多く見られる特徴だそうです。

ボディのある酸もあり複雑。
柑橘の中でもオレンジのような酸があります。
「酸味のある」と書かれているだけで苦手という人が多いので敬遠されると思いますが(^.^)

私の一押しです。

「今年はコスタリカの出来が本当に素晴らしいです」と木下くんは言います。

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2つめ、タンザニアについて。

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今回、酸味が苦手な人のために、煎りを深くしたもう一つの珈琲、タンザニアを用意しました。

生産者はミハエル・ゲルケンさん
ブラックバーン農園
木下くんはまだ現地を訪れることが出来ていないので本人の人物評はありません。

「ミルクチョコレートのような甘味、麦のような香ばしさソフトな苦味」これは木下くんによる味わいの評価です。

もちろんストレートにミルクチョコの味なんかしません。でも、口の中に含みながらたしかにものすごくたくさんの味がするのです。そして甘味、風味、コクを自分なりに感じていく楽しさ。

何より驚くのは、このコーヒーは淹れた後も本当に味が悪くならないのです。だから味の変化がいつまでも楽しくて、コーヒーが冷めて行っても味の変化をずっと楽しく追いかけることができる。驚きです。豆の品質の良さはこんなところにも現れます。

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ブラックバーン農園の南端は、ンゴロンゴロ自然保護区だそうです。農園には、ライオン、バッファロー、象、ヒョウなど様々な野生動物が訪れるそうです。水曜どうでしょうのロケで訪れたンゴロンゴロです。キリンが懐かしいのでラベルの絵柄にしました。

そして、フレンチプレスについて。

今回から、フレンチプレスという珈琲道具をご紹介します。

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よく気の利いた紅茶屋さんに行くとフレンチプレスで紅茶が提供されたりしますよね。アレです。まったく同じものです。

実際、紅茶を淹れる器具であるように思っていましたが、本来は珈琲抽出のための器具だったそうですよ。

なので、このフレンチプレスでも、うれぽんと同じ要領で美味しくコーヒーが淹れられます。

しかも、ペーパーフィルターで濃さない分、珈琲の油分も楽しめますからうれぽんで淹れたものとは風味が違って味わえて、これもまた美味いです。

私の仕入れ先のうれぽんの卸値が高騰してしまったこともあり、この機会にフレンチプレスで淹れてみられてはいかがですかとご紹介しております。

洗うのがちょっとめんどくさいですけどね(^.^)
言うほど大した手間ではありません。

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2月1日から、通販開始でございます!
新しい珈琲をどうぞお試しあれ(^.^)

嬉野雅道


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このお賽銭箱にね"チャリンチャリン鳴るようなそんな不浄なものは喜んで捨てさせていただきます"と望まれる方も稀におられるかもしれない、そんな方はここに不浄なものを日々放ってね功徳を積んでいただきたい。いや、押さなくていいのよ。でも、押すな!とも言いませんよ。止めませんよ!

なんでそんなにスキ増えたんだよー
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『水曜どうでしょう』カメラ担当ディレクター(HTB 北海道テレビ放送)。うれしーとも呼ばれています。noteには、毎日「言葉の切れはし」を置いていくことにします。著書に『ひらあやまり』『ぬかよろこび』(KADOKAWA)、共著に『腹を割って話した』(イースト・プレス)など。