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300円の内幕話-価格改定のお知らせにかえて-

※新しい「うれしーの珈琲」は、2/17(日)朝10時、通販開始です。
商品のご紹介に先立ちまして、店主・嬉野より価格改定に関してお話がございます。ぜひご一読ください。
(珈琲の美味しさと今回のラインナップについてはこちらをご覧ください)

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うれしーの珈琲が装いも新たに新展開!。。。いたしましたら。。。なんと、お値段までも新展開で。。。値が上がりまして。。。いやはや、なんとも。。。

「また、嬉野さんが調子に乗って儲け主義に走ったに違いないわね」
「ほんとよ〜だって値段が上がるにもほどがあるもの」
「300円も値上げするなんて見損なったわ」

もうね仰せの通りでね。
でも、これには理由がありまして。いや〜なんと弁明したって了解してはもらえないのだろうなぁとは思うのでありますが。
しかし!かいつまんで時系列にお話ししますとですね。

人様のご縁というものはこれ不思議なもんで、まず最初に自分でもびっくりする珈琲との出会いがあってね、「え?珈琲ってこんな味だったの?めっちゃ美味い!」と仰天したのがことのはじめで。
この感動は、わたしだけでなく、みなさんにもぜひ体験していただきたいと私も商品開発に立ち上がりまして、で、そんな素晴らしい珈琲との出会いを私に用意してくれたのが誰あろう珈琲界の重鎮、西宮の珈琲師匠で、その珈琲師匠の指導のもと「仔鹿印 うれしーの珈琲」は、私好みの味を求めて商品化決定となり、西宮で毎回違うテイストで皆様のお手元へ抜群に美味いスペシャルティ珈琲をお届けしておりましたが、つい去年の、夏を過ぎたあたりでしたか、重鎮から「そろそろ勘弁してくださいませんか」と不意に泣きが入りまして。
「嬉野さんの珈琲が思いの他の売れ行きで、こんなことを言うのも今更ですが、うちはドイツから輸入したコーヒーマシンを卸すのが本業で、嬉野さんの珈琲を商っているとそっちに人手がとられて、うちの本業に支障が出るのでこの辺で勘弁してくださらんか」と言われてしまい、寝耳に水の緊急事態でしたが、そりゃなんだか申し訳ないことをした、と、もちろん重鎮の苦衷を察して身を引きましたが、いきなり珈琲パートナーを失うという事態に、私もはたと困っておりましたところ、「あ!そういえば!」と思いつくことがございました。

と言いますのは、実は岡山に「キノシタショウテン」という珈琲の名店があり、こちらと昨年の早春に備前焼とコラボしたときに出会いがありまして、そのときの出会いを渡りに船とばかりに「実は…」とお願いしましたら「やりましょう」と快く受けてくださって今回の新展開とあいなったわけでございます。

と、言い訳の前置きがだいぶ長くなりましたがね、今回、大幅に値上げをした理由ですが、べつに「キノシタショウテン」さんの珈琲が重鎮のところと比べて物凄く高いわけじゃないんです、そこじゃないんです。

実は重鎮の元を離れて初めて分かったことですが、なんと、重鎮は、ドリップバッグを袋詰めする際の諸々の諸経費を計上し忘れていたことが判明いたしまして、つまり重鎮は袋詰めの手間賃とその周辺にかかる人件費をまったく計上し忘れて、長年HTBに破格の安さで結果的にドリップバッグを卸してくれていたことになるわけで、そりゃ、もう勘弁して、と、言いたくもなるだろう…と、でも、どーして重鎮そのことに気づかなかったの?と、ひょっとしてまだ気づいてないんすか?と、いうような状況で、そこの補填が今回の大幅値上げの理由のほとんどです。

ですから、この珈琲商売をこの先も継続いたしますためには、そこの経費を当たり前にお値段に反映しないと商売が成り立ちません、ということでございます。

ですからね、「仔鹿印 うれしーの珈琲」は暴利を貪ろうと値上げをするわけではないのであります。
この段、ご理解いただきたいと、このように長々とご説明をさせていただきました。
価格的には大幅値上げとはなりましたが、これが本来の値段だったのでありますよ!
西宮の重鎮!最初に計上しといてよ!でも、これまで本当にありがとう!お客さんも美味しい珈琲が安く飲めてラッキーでした!

いや、もうどーせね。何をどう書いたって信じちゃもらえませんよ。言えば言うほどおかしな話だもん。分かってますよ。
だからもう新展開となる今回の珈琲の味のことなんか、ひとっことも書いてないのに、この文字量ですよ。

もう言い訳はここまで!
信じてくれる人だけ信じてくれればいいっす!
とはいえ信じてくれー!

珈琲の美味さは別のページに展開します!

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(珈琲の美味さ、今回のラインナップについてはこちら


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